156形(Class 156)は、1987年に登場したイギリス国鉄の地方線区向け気動車である。153形、155形とともにスーパースプリンター(Super Splinter)のシリーズを構成する。
概要
片開き2扉で全長23m級の車体を有する、スプリンターシリーズの中距離用気動車である。1987年から1989年にかけてメトロキャメルにより2両編成114本が製造された。前面は貫通型で、150形のスタイルに準じている。
機関はカミンズの6気筒ディーゼルエンジンであるNT855-R5を搭載する。性能は150形と同様で機関出力は285馬力、最高速度は121km/h(75mph)である。
運用
スコットランド、イングランド北部、東部の広い範囲に投入されている。民営化後の2017年現在は以下の運行会社で使用されている。
- アベリオ・スコットレール
- グレーター・アングリア
- イースト・ミッドランズ・トレインズ
- ノーザン
脚注
参考文献
- 宮田進「スプリンターに揺られて・・・」『鉄道ジャーナル』2005年11月号、鉄道ジャーナル社。130-133頁。
外部リンク
- Metro-Cammell 156 Super Sprinter DMU



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