doas(“do as”)は、Unix および Unix 系オペレーティングシステムのプログラムである。ユーザーが別のユーザーの権限レベルでプログラムを実行することを可能にする。多機能な sudo とは対照的に、小サイズでシンプルなプログラムである。

概要

doas は、設定ファイルに従って、指定されたコマンドを指定されたユーザに実行する権限を与える、というシンプルな機能を提供する。

doas は OpenBSD プロジェクトの成果物の一つである。OpenBSD で標準とされている他、FreeBSD や NetBSD 等の BSD ファミリー でも導入できる。ソースからビルドすることで Linux でも使用できる。また派生として Linux 向けのポータブルバージョン OpenDoas も別で開発されている。

設定ファイルの記述例

設定ファイル /etc/doas.conf で権限の定義を行う。公式マニュアルは doas.conf.5 。

#1. user1 に root での procmap 実行をパスワード入力無しで行える権限を与える場合

permit nopass user1 as root cmd /usr/sbin/procmap

#2. user2 に完全な root 権限を与える場合(ただしパスワードが必要)

permit user2 as root

歴史

doas は 2015 年 10 月の OpenBSD 5.8 のリリースにおいて公開された。リリースノートで「base システムの sudo を doas (1) で置き換えました。sudo を使用する場合はパッケージから取得できます。」と説明された。

doas は Ted Unangst によって開発された。 「シンプルでセキュアなものをデフォルトにする」という OpenBSD プロジェクトの理念が反映されたものになっている。

脚注


Doas designs, themes, templates and downloadable graphic elements on

DOĞUŞ OTOMOTİV SERVİS VE TİCARET A.Ş. İşlem Fikirleri — BISTDOAS

What Is Doas and How to Install It Make Tech Easier

Demystifying Doas Systems What Is A Doas System And How Does It Work

DOAS Avantes