河合 莞爾(かわい かんじ)は、日本の小説家・推理作家。執筆のかたわら、出版社で編集者として勤務している。

来歴

生年未詳。熊本県出身、早稲田大学法学部卒業後、出版社に勤務。

2012年、角川書店主催の第32回横溝正史ミステリ大賞において、『デッドマン』にて大賞を受賞しデビュー。 『さあ、地獄へ堕ちよう』(菅原和也)との同時受賞。同賞での大賞の2作同時受賞は、2007年以来5年ぶりであった。横溝正史ミステリ大賞の選考委員であった綾辻行人は、『デッドマン』を"島田荘司『占星術殺人事件』に「真っ向勝負」"と評した。

立川談志を敬愛し、立川の「落語とはイリュージョンである」という言葉に影響を受け、自らもイリュージョニストを目指したと表明している。

ペンネームの由来は、2011年に失った愛犬の名前だという。

作品

鏑木特捜班シリーズ

  • デッドマン(2012年9月 角川書店 / 2014年8月 角川文庫)
  • ドラゴンフライ(2013年7月 角川書店 / 2016年4月 角川文庫)
  • ダンデライオン(2014年9月 角川書店 / 2016年7月 角川文庫)

カンブリアシリーズ

  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係(2020年3月 中公文庫)
  • カンブリアⅡ 傀儡の章 警視庁「背理犯罪」捜査係(2021年6月 中公文庫)
  • カンブリアⅢ 無化の章-警視庁「背理犯罪」捜査係(2023年4月 中公文庫)

その他

  • デビル・イン・ヘブン(2013年12月 祥伝社 / 2017年6月 祥伝社文庫)
  • 粗忽長屋の殺人(2015年2月 光文社 / 2017年10月 光文社文庫)
    • 【収録作品】 短命の理由 / 寝床の秘密 / 粗忽長屋の殺人 / 高尾太夫は三度死ぬ
  • 救済のゲーム(2015年6月 新潮社)
  • 800年後に会いにいく(2016年8月 幻冬舎 / 2018年10月 幻冬舎文庫)
  • スノウ・エンジェル(2017年6月 祥伝社 / 2021年5月 祥伝社文庫)
  • 燃える水(2018年5月 KADOKAWA)
  • ジャンヌ(2019年2月 祥伝社 / 2022年12月 祥伝社文庫)
  • 豪球復活(2022年9月 講談社)
  • かばい屋弁之助吟味控(2024年6月 祥伝社文庫)

アンソロジー

『』内が河合莞爾の作品

  • 地を這う捜査:「読楽」警察小説アンソロジー(2015年12月 徳間文庫)『また会おう』

交流のある作家

小野十傳
自身の頒布している開運銭「福本銭」を河合が所持しているとブログで明かしている。

脚注

関連項目

  • 日本の小説家一覧
  • 推理作家一覧

外部リンク

  • [1]

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