咸寧原子力発電所 (かんねいげんしりょくはつでんしょ、中国語: 咸宁核电站(シェンニン ヘ ディアンヅァン))は中華人民共和国湖北省咸寧市通山県大畈鎮で建設が計画される原子力発電所。大畈原子力発電所(だいはん-、中国語:ダーファン-)とも呼ばれる。4機の1250MW級のAP1000型炉が設置される計画である。
概説
発電所は中国では初の内陸原発であり、海には接していない。富水河の貯水池から水を取り入れ冷却水などとして利用することが見込まれている。
発電所は中国広核集団と湖北能源集团の合弁企業である咸寧核電有限公司が保有している。AP1000型炉建設の費用は600億人民元程とされている。発電所での作業は2010年に開始し、2011年に建設が始められ、2015年に完成する予定であった。
2011年の日本の原子力発電所事故以降、洪水の際の発電所の安全性などで発電所の建設の延期の可能性があった。。その後2011年から2015年にかけての期間は内陸での原発建設を進めない方針となり、建設の承認が得られないため計画は進展しないとされる。咸寧核電有限公司は引き続き早期の計画の推進に向けて活動している。
原子炉
関連項目
- 中国の原子力発電所
外部リンク
- 咸宁核电有限公司 (Xianning Nuclear Power Ltd.) (中国語) - 公式サイト
註




