ベイラーン (Bayraan)とはアイルランド生産の競走馬。引退後に日本で種牡馬となった。
生涯
競走馬としてはフランスで短距離馬として活躍し、重賞を2勝(セーネワーズ賞、シェーネ賞)した。
1975年の競走馬引退後日本に輸出され、北海道の浦河スタリオンセンターで種牡馬となった。当初は種牡馬として過大な期待を抱かれていなかったものの、種付けを開始した1976年に全弟のブラッシンググルームがヨーロッパでG1を4連勝する活躍を見せ、種牡馬としての血統的価値が急騰した。しかし翌1977年2月に2年目の種付けを行うことなく急死した。
競走馬となった産駒は初年度の28頭であったが、その中から中央競馬の重賞優勝馬が2頭、地方競馬の重賞優勝馬が2頭出現した。
おもな産駒
- ネオキーストン(1982年福島記念、種牡馬)
- テルノホープ(1982年金鯱賞)
- スターフライト(1982年百万石賞(金沢))
- フアンタステイツク(1981年上山優駿樹氷賞(上山))
血統表
- 4代母エクレアはファルマスステークス勝ち馬。
- 全弟にブラッシンググルームがいる。
脚注
参考文献
- 『競馬種牡馬読本』宝島社〈別冊宝島〉、1995年。ISBN 4-7966-9239-8。
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ




