2017年の埼玉西武ライオンズでは、2017年シーズンについての埼玉西武ライオンズの動向をまとめる。
この年の埼玉西武ライオンズは、辻発彦監督の1年目のシーズンである。
開幕前
2016年は4位に終わり、3年連続でBクラスとなった。田辺徳雄が監督を退任し、新監督には辻発彦が就任した。オフにエースの岸孝之がFA宣言し、東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。新外国人としてフランク・ガルセス、アレクシス・キャンデラリオ、ブライアン・シュリッターを獲得した。
ドラフト会議では、作新学院高等学校の甲子園優勝に貢献した今井達也を1位で単独指名。今井を含め6人(投手4人、内野手1人、外野手1人)を獲得した。
オープン戦では8勝5敗で5位だった。
開幕後
中島裕之の退団以降固定できていなかった遊撃手にルーキーの源田壮亮が定着、中継ぎ陣も牧田和久・ブライアン・シュリッター・増田達至の継投パターンが安定した活躍をみせたことにより、シーズン序盤から貯金を重ね上位争いに食い込む。
6月27日に投手コーチの森慎二が病気療養により休養に入ったことが発表されると、翌28日に逝去された。チームはベンチに森のユニフォームを掲げ、帽子には森の背番号であった89を掲出し、残りのシーズンを戦った。
夏の限定ユニフォーム着用イベント「ライオンズフェスティバルズ」では赤を基調とした「炎獅子(えんじし)ユニフォーム」を着用すると、この期間中に13連勝を含む20勝4敗という好成績を収める。最終的に79勝61敗3分という成績で2013年以来4年ぶりとなるAクラス・2位でシーズンを終え、翌年のリーグ優勝につながることとなる。 クライマックスシリーズでは、ファーストステージで楽天と対戦したが、1勝2敗で敗退した。
個人では秋山翔吾が最多安打・首位打者の二冠、源田壮亮がルーキーながらフル出場を達成、3年目の外崎修汰はユーティリティーとしてスタメンに定着し、4年目の山川穂高が23本塁打を放つなど躍進し、翌年以降山賊打線と称される強力打線の形成へとつながっていく。 投手では菊池雄星が最多勝・最優秀防御率の二冠に輝いた。
チーム成績
レギュラーシーズン
セ・パ交流戦
クライマックスシリーズ
入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。
シーズン開幕後
2017 WBC選出選手
マイナビオールスターゲーム2017
ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ 2017 選出選手
選手・スタッフ
試合結果
レギュラーシーズン
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(143イニング)以上の選手
野手成績
- 色付きは規定打席(443打席)以上の選手
表彰
- 秋山翔吾
- オールスター敢闘選手賞 (第1戦・第2戦)
- 月間MVP (7月)
- 十亀剣
- 月間MVP (6月)
- 山川穂高
- 月間MVP (8月,9月)
- 菊池雄星
- 月間MVP (9月)
脚注
注釈
出典
関連項目
- 2017年の日本プロ野球
- 埼玉西武ライオンズ及びその前身球団の年度別成績一覧




