無量院(むりょういん)は、神奈川県川崎市幸区にある天台宗の寺院。

歴史

創建年代は不明である。ただ、中興の恵海が1562年(永禄5年)に寂していることから、戦国時代には既に存在していたものと推測される。

境内には、庚申塔を兼ねた石灯籠がある。1661年(寛文元年)の造立で、川崎市内で最古のものである。火袋の部分に地蔵菩薩像が、竿の部分に三猿が彫られている。石灯籠型の庚申塔であることもさることながら、地蔵信仰と庚申信仰が結合している珍しいものという。

交通アクセス

  • 新川崎駅より徒歩18分。

脚注

参考文献

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年

川崎医科大学附属川崎病院が見学に来られました 埼玉医大国際医療センターホームページ

卍無量寺|神奈川県川崎市中原区 八百万の神

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無量院