2022年オーデル川環境災害(2022ねんオーデルがわかんきょうさいがい)は2022年の夏に中央ヨーロッパを流れるオーデル川で発生した環境災害である。魚類やビーバーなどの野生動物の大量死が発生した。

10トン以上の魚の死骸が除去され、水質汚染も懸念された。正確な原因は不明だが、夏の暑さと干ばつによる水位低下の影響、酸素濃度の低下、酸化剤の導入による酸素濃度の急上昇、水銀やメシチレンなどの化学物質による汚染などの説がある。

8月16日、ポーランド消防局は合計100トンの魚の死骸を回収したことを明らかにした。

脚注


2022年に起こった世界の異常気象 国際環境NGOグリーンピース

魚も住めぬ異常干ばつ、一方で豪雨・洪水被害続く 一変した世界の風景(2022年11月17日) │ 【気ままに】ニュース速報

気候変動をどう乗り越えるか:2022年の干ばつ、洪水、異常気象 World Food Programme

独ポーランドのオーデル川 複数の物質で汚染か 魚大量死 KWP News/九州と世界のニュース

独ポーランド国境の川に化学廃棄物投棄か 水銀の可能性も KWP News/九州と世界のニュース