ク17は、大日本帝国陸軍が計画した滑空機(軍用グライダー)。開発は日本小型飛行機が行った。日本小型での社内名称は「K-17」。
概要
太平洋戦争末期、南方から日本本土までの燃料の輸送を目的として計画された機体。胴体は細長い水滴型をしており、降着装置は前輪式のものを用いる。直線テーパーの主翼は肩翼式に配置されている。尾翼は水平尾翼のみ。設計のみで計画は中止された。
脚注
参考文献
- 秋本実『日本陸軍試作機大鑑』酣燈社、2008年、122,123頁。ISBN 978-4-87357-233-8。
- 藤原洋、藤田俊夫『男爵の愛した翼たち(上)』日本航空協会、2008年、5頁。ISBN 978-4-89522-066-8。



