東日本大震災における死者・行方不明者の推移(ひがしにほんだいしんさいにおけるししゃ・ゆくえふめいしゃのすいい)では、東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、及びその後の大きな余震により発生した人的被害のうち、死者と行方不明者(安否不明者・住居不明者は除く)の推移について記述する。
概要
福島第一原子力発電所事故の影響で、福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内が避難指示区域に設定された影響もあり、福島県では沿岸部の状況把握が遅れて、行方不明者の捜索は大幅に遅れ、4月7日に開始された。 警察庁がまとめたところによると、2021年3月9日時点で一連の余震での死者も含め、死者15,900人(宮城県9,543人、岩手県4,675人、福島県1,614人、茨城県24人、千葉県21人、東京都7人、栃木県4人、神奈川県4人、青森県3人、山形県2人、群馬県1人、北海道1人)、行方不明者2,525人(宮城県1,214人、岩手県1,111人、福島県196人、千葉県2人、青森県1人、茨城県1人)となっている。これは、6,434人の死者を出した阪神・淡路大震災の約2.47倍にあたる。
東京都内でも7名の死者を出したが、東京都で地震による死者が出たのは1923年9月1日の関東大震災以来87年半ぶりだった。
また、2021年3月9日までに報告された震災関連死者数は3775人に上る。
死者の推移
行方不明者の推移
6月15日、宮城県警察は地震発生から100日目を前に行方不明者の集中捜索を気仙沼警察署、河北警察署、石巻警察署など三陸沿岸の9警察署管内で行うことを発表した。
行方不明者のその他内訳は、青森県1, 茨城県1, 千葉県2
市町村別の死者・行方不明者
市町村別の死者・行方不明者は次のとおり(2025年(令和7年)3月1日現在)。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 今回の災害でお亡くなりになり身元が確認された方々の一覧表について - ウェイバックマシン(2011年3月22日アーカイブ分) (警察庁、リンク切れ)




