雷酸銀(I)(らいさんぎん いち、英: silver(I) fulminate)は、化学式が AgCNO で表される銀の雷酸塩で、爆発性の物質である。シアン酸銀の構造異性体である。

性質

水への溶解度は0.075 g/mL (13 °C) である。優秀な起爆薬であるが、高価であり爆発しやすいためあまり使われていない。加熱で容易に重合する。

製法

濃硝酸に銀を溶解させた酸性溶液にエタノールを加え慎重に加熱する。自然に反応が始まり、白煙が発生するので加熱をやめる。反応が終わると白色の沈殿物として得られる。

その他

通常は銀の価格が高価なため水銀塩が起爆薬として多用される。よく勘違いされる雷銀は雷酸銀の略称ではなく、銀鏡反応の失敗などにより生じる、より不安定な銀化合物のことである。

出典

関連項目

  • ユストゥス・フォン・リービッヒ
  • 雷銀
  • アジ化銀(I)
  • CAgNO - 曖昧さ回避

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